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がんの早期発見は内視鏡治療が可能!定期的に胃カメラ・大腸カメラは必要ですか?

平島徹朗医師

がんに神経はありませんので、早期段階の胃がん・大腸がん・食道がんではまず症状がでることはありません。

胃がんや食道がんがかなり進行してから、食道や胃を食べ物が通らない症状がでることがあります。

大腸がんがかなり進行して大腸の内腔を塞ぐぐらい大きくなってくると、便が大腸を通過できなくなり、お腹が張ったり、血便がようやく混じるようになってきます。このような状態で発見されたらもう手遅れになってしまうことが多くあります。

胃がん・大腸がん・食道がんは早期段階で発見できると、内視鏡で治療できてしまい、胃や大腸などの臓器がなくならないで済みます。外科的に手術となると入院日数もお金もかなり負担になってしまい、何より胃や大腸などの臓器がなくなってしまい、その後の生活に支障を来してしまう可能性も出てきます。

胃がん・大腸がん・食道がんの早期発見、早期治療のためには定期的な胃カメラ・大腸カメラがとても重要になってきます。

この記事を書いた人

平島 徹朗

平島 徹朗医師

国立佐賀大学医学部 卒業。
大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。