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胃がんのリスクが60倍!! ヘリコバクター・ピロリ菌が原因の鳥肌胃炎をご存知ですか?

細川泰三医師

福岡院の医師の細川です。

 

ヘリコバクターピロリ菌感染による慢性胃炎の一種である鳥肌胃炎をご存知ですか?

胃カメラ検査をすると胃の出口付近の粘膜が鳥肌のような凹凸を認める胃炎です。

鳥肌胃炎はヘリコバクターピロリ菌感染がある、特に若い女性に多い胃炎です。

鳥肌胃炎は通常の胃がんよりも、特にスキルス胃がんのような悪性度の高い、低分化型や未分化型と言われるタイプの胃がんのリスクファクターになると考えられています。鳥肌胃炎がある場合は、ない場合に比べて胃がんのリスクがなんと60倍も高くなると言われています。

詳しくは動画で解説しています。ご覧下さい。

この記事を書いた人

細川 泰三

細川 泰三医師

国立鹿児島大学医学部卒業。
麻生飯塚病院、北九州市立医療センター、国立病院機構福岡東医療センターで多数の消化器内視鏡検査・治療に従事。
2020年4月より福岡天神内視鏡クリニック勤務。