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がん検診検査の腫瘍マーカーは有効ですか?

細川泰三医師

福岡院の医師の細川です。

福岡院の医師の細川です。

腫瘍マーカーは、がんが進行する際に作られる物質を血液検査で測定する検査です。

早期がんでは陽性にならないケースが多く、また全身に転移が起こっている状況であっても異常が無いケースやがんが無いにもかかわらず数値だけ異常値を示すケースもあります。

このため、腫瘍マーカーは、がんが身体の中にあるかどうかを見極めるスクリーニング検査としては、正確性がなく、あまり意味の無い検査です。

それぞれを詳しく動画で解説しています。ご覧下さい。

この記事を書いた人

細川 泰三

細川 泰三医師

国立鹿児島大学医学部卒業。
麻生飯塚病院、北九州市立医療センター、国立病院機構福岡東医療センターで多数の消化器内視鏡検査・治療に従事。
2020年4月より福岡天神内視鏡クリニック勤務。