なぜ胃がん検診は、胃レントゲン検査なの？

久津川医師

なぜ検診では「胃レントゲン検査」をするのでしょうか？
答えは…
①費用が安いため
②検査時間が短いため
③巡回検診も可能で手軽に受けられるため
④医師が必要なく、放射線技師のみで検査が可能なため　というメリットがあります。
しかし、平坦な病変やわずかな色の変化しか示さない早期胃がんは認識できず、発見が困難です。
最近は検診で胃カメラを選べるようになりました。ぜひ、胃カメラ検診を受けてみてください。

この記事を書いた人

久津川誠医師

国立熊本大学医学部を卒業
世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、
内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。
2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。