よくあるご質問
FAQ

50歳の女性です。最近悪玉コレステロールが高いと検診で指摘されます。やはりお薬を内服しないといけないのでしょうか?

女性の場合、50歳前後から女性ホルモンが減少してくるので、同じ食生活をしているとどうしてもコレステロールは上昇してきます。

女性ホルモン(エストロゲン)には、コレステロールを抑える作用があるからです。

悪玉コレステロールが多少高値(検診で指摘されるかされないかくらいの値)の場合は、糖尿病や高血圧などを合併していなければ、経過観察でよいと思われます。しかし悪玉コレステロールが高すぎることは、将来の心筋梗塞や脳卒中のリスクになるため、改善した方が良いでしょう。

具体的には、「糖質を摂りすぎない」ことです。大切なことは、「脂質(脂分)を控えることでなく、糖質を摂りすぎない」ことです。

また、1日5粒のアーモンドやクルミなどの「ナッツ類」を摂取する、毎日アジ・イワシ・サバといった「青魚を食事で取る」ことが大切です。アーモンドやクルミなどのナッツ類や青魚には、悪玉コレステロールを抑制する「不飽和脂肪酸」が豊富に含まれています。